今になってやっと持続化給付金の申請を行いました。
というのも、
確定申告書の控えなんて無いんじゃが?
という状態だったからです。
僕の場合、遠隔地の税務署に郵送するだけで、控え用の返信用封筒なんて同封していませんでした。
だって、写真を撮っておけば自分用には十分ですし・・・
そしたら今年は持続化給付金が決まって、確定申告書の控えがないので困っていて、ようやく申請したのでした。
確定申告書の控えがない法人の場合、どうやって申請すればいいのかご紹介します。
確定申告書の控えがない法人の場合の申請方法
持続化給付金の申請に必要な書類をおさらい
条件や書類については公式サイトが分かりやすいので、持続化給付金でググってみてみてください。
法人の場合の必要書類をおさらいすると、
- 確定申告書別表一の控え(税務署の受領印があるもの)
- 法人事業概況説明書の控え(両面)
- 今年の売上台帳等
- 法人名義の口座通帳の写し(代表名義も可)
です。
このうち、確定申告書と法人事業概況説明書の控えがありませんでした。
ちなみに、今年の売上台帳等は形式は何でも良いようで、僕の場合は、決算に使っている総勘定元帳の売上のシートを使いました。
Excelで作ったものをpdfにして提出です。
確定申告書と法人事業概況説明書の控えがない場合
控えがない場合は、公式サイトによれば、こう書いてあります。
収受日付印又は受信通知(メール詳細)のいずれも存在しない場合には、税理士による署名又は記名押印がなされた、対象月の属する事業年度の直前の事業年度の確定申告で申告した又は申告予定の月次の事業収入を証明する書類(様式自由)を提出することで代替することができます。
つまり、税理士に依頼して様式自由の証明書類を作ってもらって提出しろということ。
ググってみると色んな税理士が対応すると宣伝していて、3万円程度でやってくれるそうです。
いやでも、証拠書類をこっちが提出して、それを見て形式自由にまとめるだけで3万円?
と思いました。
たぶん3分くらいで終わる作業です(いや本当は色々とあるのかもしれませんが・・・)。
それで、これだけのために税理士を探して頼んでお金を払うって馬鹿らしいなと思って躊躇していました。
するとTwitterなどで調べてみると、どうやら税務署で提出した原本を写真に撮れるというのです。
この写真撮影は普段は受領印は隠されるそうなのですが、今は持続化給付金の申請用のために受領印も含めた写真を撮れるとのこと。
なんでそれを案内してくれないの?
と思いましたが、全国の税務署の混雑を避けるためなのでしょうか・・・?
実際に税務署に行ってみた
先に電話相談
確定申告書を提出している税務署に先に電話相談してみました。
持続化給付金の件で~確定申告書の写真を~
できますよ!何人もいらっしゃってます~
と、あっさり簡単に理解してもらえて、当日の手続きの流れも教えてくれました。
個人・法人で何人も写真撮影に来ているらしく、対応にも慣れている様子でした。
実際に行って写真撮影
ということで、安心して税務署へGO。
当日はまず受付で持続化給付金の件で写真撮影に~と言うと、すぐに係の人にバトンタッチ。
やはり対応に慣れているようで、申請書類の記入を一緒にやってくれて、じゃあ準備するので30分くらい後に電話しますとのこと。
(コロナのせいもあって税務署内で待つことはできません)
で、電話がかかってきて、また税務署へ。
前回提出した確定申告書と法人事業概況説明書が用意されていて、写真撮影できるように準備されていました。
もちろん持続化給付金の申請用として、受領印も隠さずそのまま写真撮影できるようになっています。
そしてスマホで写真撮影。
できたら、係の人が写りを確認してくれて、特に受領印がしっかりと読み取れるかを見ていました。
これなら大丈夫ですね!
となって終了。
自分だけだとこの写真で本当に良いのかな?と思ってしまうので、税務署の人が確認してくれるのは心強いですね。
その後、スマホで撮った写真を添付して持続化給付金の申請を行いました。
まとめ
持続化給付金の申請にあたって、確定申告書の控えがない法人の場合について、実体験をお送りしました。
公式サイトでは税理士に書類作成を依頼となっていますが、税務署で書類撮影すれば申請できます。
税理士に3万円で頼むか、税務署に行く手間をかけるか・・・
断然、税務署!
ということで、持続化給付金の申請がしたいけど、確定申告書の控えがないよ~という方はぜひこれを参考に申請してくださいね~!