WEBサイト運営に必須なものの1つが独自ドメインです。
何を隠そうこのサイトもドメインはお名前.comで取得して運営しています。
ドメインは取得→維持にお金がかかりますが、これを無料にする以上にお得にする方法があります。
ドメイン料金はとても安いですが、弱小CEOとしては、塵も積もれば山となるの精神で徹底的にお得に利用してみませんか?
お得になる仕組みからやり方、帳簿の付け方まで紹介するよ!
GMOインターネットの株主優待で利用額をキャッシュバック
株主優待の取得と利用
お名前.comを運営しているのはGMOインターネットという会社です。
このGMOインターネットは東証1部上場企業であり、株主優待を実施しています。
「株? 株主優待? なんだか難しそう・・・」と思う方もいるかもしれません。
大丈夫!会社を起業するよりはるかに簡単だから!
株の買い方などの詳細はググってもらうとして、要点だけ箇条書きすると、
- GMOクリック証券に口座をつくる
- 年2回(6月と12月)の権利日にGMOインターネット株を保有する
- 株主優待の手続書類が送られてくる
- WEBで手続きする
- 指定した銀行口座にキャッシュバックされる
という流れになります。
ちなみに、証券口座はどこでも良いのですが、グループ企業のGMOクリック証券なら同じ株主優待で株式購入手数料を無料にできるのでオススメです。
GMOインターネットの株主優待については、公式WEBサイトで詳しく説明されていますのでご確認ください。
キャッシュバック
GMOインターネットの株主優待を取得すると、上のような書類(冊子)が送られてきます。
これは2018年12月末に株式を保有して株主優待を取得したもので、その利用期間は2019年4月~9月になります。
株主優待の取得と利用にはタイムラグがあるので注意してください。
で、あとはこの冊子を見て、WEB上で手続きを行えばOKです。
株主としての情報(※別途送られてくる株主番号が記載された配当金計算書が必須です!)と、お名前.comのIDを入力すると、お名前.comでドメイン料金として支払った金額をキャッシュバックしてもらえます。
キャッシュバックは1回の上限が5,000円となっており、例えば、
- ドメイン料金の支払いが2,560円だった場合:キャッシュバックは2,560円
- ドメイン料金の支払いが5,120円だった場合:キャッシュバックは5,000円
となります。
なので、できるだけ5,000円に近い金額を支払った方がお得です。
あくまで支払いベースなのでどれだけ未来の分を支払ってもよく、もし1つのドメインだけしか持っていない場合は3年分(3,840円)または4年分(5,120円)を支払ってしまった方が良いです。
また、キャッシュバックは1回の上限が5,000円なので、年間では10,000円分となります。
.comドメインであれば年額1,280円なので、少し足が出ますが、8ドメインがキャッシュバックの上限額とほぼ一致します。
無料よりもお得にする方法とは?
ここまではドメイン料金を無料にする方法でしたが、ここからは無料よりもお得にするという意味について説明したいと思います。
株主優待は”個人”で使う
上の株主優待の説明では省略していますが、GMOインターネットの株式を購入して株主優待を取得・利用するのは、あくまで“個人”の方のお財布(会計)にしてください。
そうなると必然的にお名前.comの契約も”個人”で行うことになります。
この前提が無いと、無料よりもお得にすることはできません。
すでに法人契約にしてしまっていたら・・・残念!
“個人”のお財布では実質無料なのに、”法人”のお財布は損金
このタイトルだけでピンとくれば、弱小CEOに向いている方だと思います。
具体的かつ詳しく説明していきます。
例えば、お名前.comでのドメイン料金の支払いが、.comドメイン1つを3年分の3,840円だということにしましょう。
お金の流れはこうなります。
- “個人”で3,840円をドメイン料金として支払う
- “法人”で3,840円を費用(損金)として計上する
- “法人”から”個人”へ3,840円を支払う
- “個人”で株主優待のキャッシュバックを申請し、3,840円がキャッシュバックされる
これらをまとめると、“個人”は3,840円の現金を得ており、“法人”は3,840円だけ費用(損金)を計上していることになります。
“個人”と”法人”をあわせて考えるとプラマイゼロな訳ですが、これはつまり、合法的に所得税を発生させずに”法人”のお金を”個人”に移動できたと言ってもいいです。
「何を細かいことを!」という方もいるかもしれませんが、弱小CEOの方々なら共感してもらえると思います。
所得税が発生しないなんて最高!
普通に役員給与を支払えば、累進課税で5%~45%も持っていかれるのです。
税率が10%だとすると、3,840円を”個人”に支払うと、384円は所得税として持って行かれるはずだったのです。
それを節税できたことは立派に、無料よりもお得にする方法と言えると思います。
まとめ
お名前.comのドメイン料金を無料よりもお得にする方法をご紹介しました。
まとめると、
- GMOインターネットの株主優待を利用して、ドメイン料金分をキャッシュバックしてもらう
- “個人”でドメイン料金を支払い、キャッシュバックしてもらうことで、合法的に所得税を発生させずに”法人”のお金を”個人”に移動できる
というのが、その方法でした。
我々のような弱小CEOはいかにして経費にするか、いかにして上手に個人のお財布にお金を移動できるかを考えねばなりません。
その方法の1つとして、お名前.comのドメイン料金と株主優待のキャッシュバックを利用できるのです。
GMOインターネットは素晴らしい会社ですね!!